子宮頸がん 闘病記録

あとで振り返るために書いておく

いよいよ本格的にガン患者認定に

GWにPET/CT、MRI、他もろもろの検査を受け、この日主治医となってくれた大学病院の先生より診断がくだる。

 

子宮頸がん、ステージはぎりぎりⅠ。

見る人によってはⅡというレベル、でも転移はなし。

腫瘍は4cmとのこと。

 

手術か化学療法か。

手術だと体に大きな負担があり、化学療法は同じ程度の治療効果があるとのこと。

先生より化学療法を勧められる。

 

だけど、何しろガンと言われてからまだ2週間も経っていない自分には、

何が最適なのかさっぱり理解できず、頭が真っ白。

取り急ぎスマホで調べた範囲では、悲惨な体験記しか見つからず、みな死亡例ばかり。

だったら治療など受けず、苦しまないでそのまま来る時を待つのもひとつなのでは、と思い詰める。

 

放射線を受けると、卵巣の機能が停止するんだそうだ。

生理も止まる。

更年期障害も始まる。

 

子供なんて考えてなかったくせに、作らないではなくできない、ということになった途端、なぜこんな絶望するのか。

生理なんて毎月面倒だと思うことしかなかったのに、なくなるといわれてなぜそんな悲しいのか。

 

説明がつかない気持ちで涙が止まらず、先生と看護師さんに迷惑をかけた。